どうも、文月(ふみつき)です。
20代で転職を考えているけど、踏み出すのがちょっと怖い・・・
新卒入社後、数年の社会人経験を積むと
・自分の適性ややりたいことが見えてきた!
・現職は自分には合っていないんじゃないか?
キャリアについて考えることも出てくるのではないでしょうか。
今回は、今年の5月に転職活動を終えた20代後半の私自身が転職活動の際に苦労したこと・感じたことを3つまとめておきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 転職活動って大変?経験者の話も聞いておきたい!
- 転職活動中の苦労は極力避けて通りたい…アドバイス希望!
情報収集されている方の転職活動のご参考になればと思います。
この記事でわかること
20代後半で転職活動する際に気を付けたい苦労ポイントと対策
ちなみに私の転職活動概要です。
- 年齢:28歳(新卒7年目)
- 現職:内資大手製薬メーカー(MR)
- 転職先:HRtechベンチャー(SaaS/IS)
- 転職期間:2か月半(21年3月~5月)
- 転職ルート:エージェント経由
- 書類通過率:約30%(9 社/約30社)
- 最終選考→内定:3社→1社(辞退含)
それでは、よろしくお願いします。
目次
【はじめに】20代後半での転職は「入社3年目」までとは全くの別物
まずはじめに、超大事なポイントが「年齢」です。
私自身、多くの転職サイト・10社の転職エージェントからお話を聞き転職活動を進めましたが、想像以上に肝心なのが年齢。
ざっくり「新卒」「第二新卒」「20代後半」「30代前半」「30代後半」「40代以上」と区分されるようです。
一般的には 第二新卒:新卒入社(22歳)~3年目(25歳) とされ、(※院卒や浪人で前後あり)
企業からの見られ方もこの年齢属性で大きく分かれます。
第二新卒:ポテンシャル採用
20代後半:即戦力採用(ポテンシャルも一定見られる)
20代後半に対しては年齢が1つ上がるごとに即戦力としての評価比重が高まります。
ここから言えることは
- 他業種転職(未経験)の場合は極力若いうちがいい
- 同業種転職(経験)の場合は経験を積んだ20代後半の方が有利になるケースがある
ということですね。
これは企業側の立場に立てばわかりやすいと思うのですが、
- 単純に若い方が吸収力・対応力がある
- 社会人、業界の経験/成果があればなお良し
- 限られたリソースの中で教育無し&すぐに結果を出せる人材が欲しい→20代後半で経験者が好まれる
求人を見ても、「〇歳~〇歳まで」「社会人経験5年以上10年未満」といった条件を見かけることも多いです。
まずはこの年齢によって自分が「どの枠で評価されるのか」を理解しておくことは大事ですね!
私自身28歳で初めて転職しましたので、以下では20代後半の転職という目線でお話しますね。
【苦労①】時間の確保が難しい
ではこちらから、実際に私自身転職活動を進める中で苦労したことをお伝えします。
まずは転職活動に費やす時間を創出することが結構ハードでしたね。
20代後半ともなると、社内でも評価されチームでもそれなりのポジションを任されている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、現職の業務をこなしながら時間を見つけて書類作成&面接をねじ込むわけですからね。
スイッチの切り替えも必要になってきます。
ただ、コロナ禍ということもあり転職面接もリモート化がかなり進んでいます。
(私が受けた企業は1次~最終まですべてリモートで完結)
特に地方に住んでいて、東京や大阪の企業に「来てください」なんて言われてたらたまったもんじゃないですよね。
この点、リモート面接が普及しているのはとてもありがたかったです。
ここで私が「しておくといいな」と感じたこと、実際の対応としては
- 自己分析、軸作りは極力先に済ませておく。
- エントリーは乱発せず志望度ごとに、同時進行は5社程度とする。
- 書類作成は平日夜間、土日に詰める
- 面接日程はエージェントに頼って調整交渉してもらう
- 一日の面接は2社まで(準備のキャパ次第)
- 転職活動前からちょこちょこ有給を取り、「勉強してるんで」とか言っておく
- 本業のアポを入れない曜日/時間を確保する
- 通勤/移動中にイメトレ
こんなところでしょうか。
とにかく「後回しにしない」ことが大事だなあと痛感しました…
(本業も含めて何かとイレギュラー対応が発生します…!)
【苦労②】即戦力として評価される
20代後半での転職は、面接官から即戦力として評価されます。
冒頭申し上げましたが、第二新卒まではポテンシャルも評価してくれますが、
20代後半ともなると企業は結構シビアに経歴を見てきます。
具体的には
- 仕事に対しどう向き合ってきたか
- 問題をどう捉え課題設定して解決してきたか
- 結果、数字はどう変化したか(営業目線です)
を根掘り葉掘り聞かれます。
私も面接は何社も受けましたが、深さの違いはあれどどの企業もこの辺りは掘り下げてきます。
ちなみに私の場合は未経験採用でしたが、
「(仕事違えど)募集ポジションで求められる資質を現職で経験・身に付けているか」
という見られ方をされていたなあと強く感じました。
求人を見て経験や成果の伝え方を調整することも肝心ですね!
結構ハードそうですが、職務経歴書を作成する段階でしっかり対策できるのでそこまで身構えなくても大丈夫です!
また、転職エージェントを使えば、面接対策や書類添削もしてくれる所が多いです。
私はその場で臨機応変に対応することが得意ではないので、選考の度に志望動機や想定質問、聞きたいことをワードで整理していました。
何社も選考が同時進行していると「この企業にはどうアピールするんだっけ…」と混乱しがち(少なくとも私は)なので、フォルダ分け的な意味でもオススメですよ!
ポイント
・想定質問の回答を文字に起こしておくと伝えたい事がスッキリ整理できます!
(以下の記事で実際の内容を少し紹介してます)
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転職日誌4|一次~二次面接で聞かれることは?フィードバックも一部紹介
続きを見る
【苦労③】お見送られた時の精神的ダメージ
これはもう年齢関係ないかもしれませんが。
面接の感触がよかった所ほど、見送られた時のダメージは大きかったです。
一方で自分を出し切れずにお見送りされた時は、「あれじゃ仕方ないよなあ」と切替は早いものの、ただ悔しいだけなので、後悔しないためにもやはり面接対策は大切ですね。
注意ポイント
・転職は「採用」ではなく「マッチング」と捉える!
見送られてしまったとしても、それは企業の人事課題と自身の能力がその時たまたまピッタリフィットしなかっただけです。
経験やスキルを否定されたわけではない!!
(と、私は切り替えていました。)
【まとめ:20代後半での転職はハードだがそれ以上に得られるモノも多い】
今回は28歳の私が実際に転職活動を進めた際に痛感した苦労を3つご紹介しました。
- 時間の確保が難しい
- 即戦力として評価される
- お見送られた時の精神的ダメージ
仕事をしながらの転職活動は大変ではありますが、
20代後半というのは社会人としての基盤が出来上がっており、
且つバリバリ働ける年齢でもあるため企業から見ても非常にアツい層と言えます。
時期としては最高ですし、気付きや学びなど得られるものが本当に多かったと振り返っています。
まあ、私自身これからが本当の頑張りどころなんですけどね。
今すぐ転職しようとは思っていなくても、情報収集だけでもしてみると面白いですよ!
転職ガチ勢でない場合、リクルートエージェント / パソナキャリア / duda あたりが丁度いいかと思います。
今回は以上です。ありがとうございました!