文月(ふみつき)です。
転職面接って何聞かれるの?
まさにこれから面接を控えている方にとって、先に情報は得ておきたいですよね。
準備ができていれば、「当日緊張してうまく伝えられなかった・・・」なんて悔しい思いも回避できるはず。
今回はコロナ禍で他業種転職を終えた筆者が実際に面接で聞かれたことをお伝えします。

こんな疑問にお答えします
- 転職面接で聞かれることは?
- 面接官って何を見てる?
当初は一次二次最終と、ステップごとに分けようかと考えていましたが、正直質問自体にあまり違いがなかったのでひとまとめにしちゃいますね。
これから面接を控えている方に、「あ、この回答は準備しとこかな」と必要な所だけ拾ってもらえれば嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします。
目次
筆者の受けた企業と求人属性
これは大事なので先にご紹介しますね。
- 業界:人材、ヘルスケア、IT
- 職種:営業(キャリアコンサルタント、SaaS/IS・オープン)、新規事業開発
- 企業フェーズ:フェーズC,D>東証一部上場>スタートアップ
- 従業員規模:100人前後>1000人以上>10人未満
※フェーズは資金調達額を意味します。ご参考:INITIAL内記事
※不等号は受けた企業数のイメージです
ざっくりこんな感じです。
面接何社も受けていて、企業属性は質問内容にはあまり関係ないなという印象。
テンポ(まくしたてるようなタイプやじっくり聞いてくるタイプ)や雰囲気(和やか、形式ぽいなど)みたいなものは企業により千差万別。
面接ガチ質問①自己紹介編
では本題に参りましょう。まずは真っ先に聞かれるであろう自己紹介。
自己紹介
- 自己紹介お願いします
- 経歴お願いします(簡潔に/詳細に)
- 一日の業務の流れは?
- あなたの現在のポジションを組織図レイヤーで教えて
- 今どんな役割を担っている?
- 担当病院は何施設?
今までの選択
- なぜMRを選んだの?
- なぜその大学学部部研究室を選んだの?
- なぜ○○高校を選んだの?
- 就職活動の軸は?
- 7年現職やってみて、どう?どんな仕事だと思う?
備忘録
第一印象は超大事、相手のペース探るためにも最初は端的に答えて様子を見るのが吉。
面接ガチ質問②成果創出編
続いて現職でどう結果を残してきたか?中途ではやはりココは深堀されましたね。
- 営業で結果を残すために必要なこと3つは?
- 注力先はどう判断してる?
- 重要先へのアプローチ方法は?
- どうPDCA回していたか具体的なエピソード頂戴
- 専門知識の習得にはどんな方法を使っていた?
- 成果創出の際工夫とか意識していることは?
- 売上達成のために工夫していたことは?
- 商材の単価は?
- それって何処方?
- 数字足りないときってどうリカバーした?
- そもそも数字ってどういうロジックで降りてきてるの?
- 競合との差別化はどう図った?
- その差別化って上司はどう評価してる?
- 今の役割上で課題って何だと思う?
- それはなぜ?どう対応してる?
備忘録
日頃の小さな成果を振り返って、文字に起こして再現性を高めておく。
面接ガチ質問③自己PR編
こちらは自分自身の特性について。
強み
- 強みは具体的にいつ発揮している?
- 強みを生かして数字に繋がった?
- ここだけは負けないってところは?
- 他MRと違う強みは?
- 営業スキルとしての強みは?
弱み
- 他MRと比べて足りない所はどこ?
- 弱みに対してどう捉えている?
- 何か弱みに対してアクションしてる?
- 上司からの評価は?
- それはなぜだと思う?
備忘録
- 周囲(上司、同僚)からのフィードバックも受けておく。
- 弱みを補うアクションを用意しておく。
面接ガチ質問④志望動機編
なぜ転職するのか、転職活動の軸はなんなのか?
転職理由
- 転職のきっかけは?
- その課題に対しては何かしたの?
志望動機
- この業界に興味持った理由は?
- その中でなぜ弊社なのか?
- うちで何したい?
- 解決したい医療課題は?
- 他応募している企業群は?それはなぜ?
- 転職で譲れない3つの要素は?
- 一次二次受けてきて、当社の印象は?募集ポジションの印象は?
備忘録
- 転職理由は前向きに。
- 軸は2,3持つと志望動機がハマりやすい。
面接ガチ質問⑤将来の姿編
面接終盤に登場しがちななりたい姿について語るパート。
- 理想の姿は?
- それっていつ頃?なんで?
- 応募ポジション抜きにして5年後どうなっていたい?
- 10年後何をしていたい?
備忘録
自分の理想の状態とそのために必要な条件を整理しておく。
番外編:出番が無かった想定質問たち
最後に、僕が転職エージェントからの手厚いサポートで準備していた想定質問の中より、「これ一回も聞かれなかったな」というものを提示しておきます。
- 友人、家族からは「どんな人」と言われていますか?
- ご自身のキャリアで最も大きな失敗体験を教えてください。
随分少ないですね。
考えてみれば、莫大な経験知を持つプロが用意するものですからね、切り口は違えど大方カバーできてる、といった所ですね。
まとめ 企業が見てるのは○○です
どん被りしてるモノは削りましたが、大体ご紹介したものがすべてです!
全体的にやはりステップが進むにつれてキレがあるというかキビシイ質問も増えてきます。
企業によって掘り下げてくるしつこさは大きく違いましたが、
どの企業も
成果創出>自己PR>志望動機>転職理由=将来の姿
の順に深堀された印象を受けました。
また、どの企業からも「すげえ見られてるなあ」と感じたのは、
- 物事の意思決定プロセス
- 結果、状況の理由をどう捉えているか
ですね。
普段の仕事や今までの選択に対して、「なぜ」そうなのか、「なぜ」そうしたのか。
「いやそんな普段から考えてねぇよ…」
僕は正直↑これでしたけど。笑
面接対策の時に振り返っておくとかなり心強い武器になるのは間違いないので、
改めて振り返ってみてくださいね!
僕みたいにPCの前で脇汗びっしょりにならないためにも、是非ご準備をオススメします。笑
「転職面接なんて練習できる相手いないんだけど」
という方は、転職エージェントを活用するのもアリだと思います。
大手どころでいうとリクルートエージェント、duda、パソナなどが有名ですね!
今回の記事がこれから面接を控えている方のご参考になれば嬉しいです。
転職面接はかなりのエネルギーを使いますが、ここまでくればあと少しです!がんばりましょう!!
最後までありがとうございました。