あけましておめでとうございます、文月(ふみつき)です。
2021年が始まりましたね。
元旦、みなさんはどのように過ごされていましたか?
そして今年は、どんな年にしていきたいですか?
ちなみにですが文月は朝からお餅がたくさん食べられて幸せなスタートを切ることができましたよ。
やっぱり砂糖醤油が一番です。
それとですね、今年は初詣を控える予定ということもあり、
のんびり2021年の抱負をまとめていました。
新年の抱負、というと四文字熟語や漢字一文字などでビシッと決める方も多いかと思いますが、今回文月が実践していたのは
マンダラシートを活用した
「人生を構成する8つの要素ごとの行動指針」
でありました。
ということで、今回はこちらのテーマでマンダラシートを活用した目標設定について、ご紹介します。
今年こそは目標に向かってがんばりたい!
習慣化したいことがある!
そんなエネルギーにあふれている方は、よかったらご参考にしてみてくださいね。
目次
目標設定は「具体性」が肝心
「目標ね、気付いた時には忘れてるよね。」
はい、その気持ちよくわかります。
文月も毎年その繰り返しでした。
ですが、今回ご紹介する内容で昨年目標設定し始めたところ、見事に目標を意識した1年を過ごすことができました。
これ、なんでかな~と思い考えてみたのですが、
- 「目標」を、人生を構成する要素ごとに分類した
- 「何をどれくらいするのか」具体的アクションに落とし込んだ
ことで
→生活の中で意識すべき事が明確になった
→やるべきことがハッキリしているため、行動に移しやすい
以上の理由によるものと考えています。
では、これらを満たす目標設定とはどのようなものでしょうか?
これは面白い!「マンダラシート」
「マンダラシート」
という目標設定の手法を皆さんご存じでしょうか。
9マスシートとも呼ばれていますが、
これは
3×3のマスを描き中央に夢や目標を書き、周囲のマスをその達成に必要なことで埋めていく
という手法をとった目標設定方法です。
あの大リーガー大谷翔平選手も高校生の頃に作成していたものとして、大変注目を浴びました。
※大谷選手が当時作成したマンダラシート
このマンダラシートを利用することには3つのメリットがあります。
- 目標が明確になる
- 達成するために必要な要件が可視化できる
- 必要な要件を満たすための要件が明らかになる
ええ、見ているだけでワクワクします。
そして文月はマンダラシート作成に取り掛かったのですが…ここで欠点に気付きます。
「周囲の8つ、一回掘り下げたら終わりやん・・・」
そうなんです。
このマンダラシート、大きなテーマを掘り下げる手法としては素晴らしいのですが、掘り下げられるのが2段までであるため、テーマによっては目標設定に肝心な「具体的な活動」まで落とし込むことが困難なのです。
これでは強い意志と類稀な才能、比類なき努力ができる大谷選手のような人間ではない私には難しいじゃないか!もっと優しくして!
そう考えた文月は、このマンダラシートに
「もっとこうしたらええんと違うか!?」と独自のアレンジを加えたのでした。
マンダラシートを活用!マインドマップとの組み合わせが最強だった
「マインドマップ」
という思考方法を皆さんご存じでしょうか。(デジャブ)
一つのテーマに対し、放射状に関連するキーワード並べて思考を可視化するツールのようなものです。
あの大リーg(以下略)
失礼しました、こんなやつです。
マインドマップのメリットは
- 構造上、論理的に思考を深めることができる
- 全体の繋がりが一目で俯瞰できる
- スペースがある限り無限に掘り下げることができる
といったことが挙げられます。
このマインドマップの特性×マンダラシートの概念を使うことで、「掘り下げきれない」マンダラシートを
「どこまでも深堀できるマンダラシート」
へと昇華させることに成功したのです。(そんな大層なことではない)
マンダラシート×マインドマップの作成手順
それでは、ここから目標設定の具体的な手順を見ていきましょう。
ありがたいことに、マインドマップは無料ツールが公開されています。
文月はMindmeisterを利用しています。
また、ご参考までに文月のマインドマップも一部ご紹介しますが、冒頭お伝えした通り今回私は「人生を構成する8つの要素ごとの行動指針」というテーマで目標設定を行っています。
人生で重要だと考える8要素において、意思決定する際のコンパス
を持つために作成したものであり、1つの目標を達成するのためのロードマップとは少し異なりますので、ご自身の目的に合わせてカスタマイズしていただけばと思います。
1.中央のトピックに目標を記入する
まずは核となる目標を掲げましょう。
※文月は大枠である人生としました。
2.目標を構成する要素を8つ書き出す
要素はいくつでも可能ですが、8つという上限が頭を使わせてくれます。
- 多すぎると散漫になり意識しきれなくなる
- 少なすぎると思考が深まらない
自分に足りていない点を洗い出すという意味でも、やはり本来のマンダラシートに倣い、文月は1段目の掘り下げは8つを徹底しています。
3.それぞれの要素を更に掘り下げる
ここからは自由度が増してきます。
- 「要素」から想起できることを8つ書き出す→通常のマンダラシート。
- もう一度「要素」ごとに分解する→構成要素がより具体化します。4へ
4.具体化した要素を満たすためのアクションを書き出す
要素を分解するだけでも意識は大幅に改善しますが、
確実に行動に繋げるために、ここで具体的な行動を可視化しましょう。
5.期日や頻度・目標値を設ける(4のトピック内でも可)
具体的な数字で表現することで、より実現可能性が高まります。
これで、目標達成までのやるべきことが可視化されました!
マインドマップでマンダラシートを作成する際の注意点
いかがですかね、かなり密度の高い目標達成シートが完成したのではないでしょうか?
あとは個人的に気を付けたい点を、内省の意味も込めてこちらに残しておきます。
作成時
まずは作成する際のポイントです。
数字を使う
- 目標の数字(ゴール)
- 行動の数字(課程)
など、数字を使うことでより具体的にやるべきことが見えてきます。
掘り下げる内容は階層ごとに極力統一する
自由度が高い故に、ある程度階層を整えないと一覧したときにごちゃごちゃして何をするべきか見失ってしまいます。
2段目は「要素」、3段目は「行動」、4段目は「頻度/期日・目標値」といった具合ですね。
まずは書き出してみる
はじめはなかなかスムーズに言葉がでてこないかもしれません。
でも、最初からきれいな表現にこだわらなくても大丈夫です。
こんなときはとにかく思いついたことをガンガン打ち込んでみるといいですよ。
ドラッグ&ドロップでトピックは自由に動かせますので、あとから整理すればちゃんと形になります。
作成後
目標は叶えるまでが目標 ということでこちらも。
定期的に確認する
リマインドと進捗確認が目的です。定期的に見返すことでしっかり実践できているか、チェックすることができます。
文月はiphoneのリマインダー機能を使って週1回、シートを見返しています。(すぐ忘れるタイプでして)
年末に振り返りを行う
21年末には、どこまで実践し、どこまで目標に近づけたか振り返りたいですね!
上手くいっている項目が多いと、清々しく年を越せそうです。
年始にブラッシュアップする
無料ツールのマインドマップのいいところは、「何度でも加筆修正が可能」という点です。
「達成したこと」「達成できなかったこと」「継続したいこと」「やめること」などを整理し、お好みでカスタマイズできるため、柔軟にその年の目標を設定することが簡単にできます。
私も2シーズン目にして内容が濃くなったような気がしてワクワクしています。
まとめ
今回は年明け初記事ということもあり、正月らしいテーマを選んでみました。
マンダラシート×マインドマップ
を使った目標設定、どうでしたか?
これから今年の目標を考えようと思われていた方のご参考になればなによりです。
本年も充実した1年にしましょうね!
本日もありがとうございました。