海外TVドラマで仕事のミになるListeningチャレンジ 第7回。
今回は SUITS/スーツ シーズン1第10話 「無敗の弁護士」 からお届けします。
今回のお話は
- 集団訴訟の相手敏腕弁護士との知略戦
- レイチェル情報漏洩でクビに⁉
でしたね。
ハーヴィーらが所属するピアソン・ハードマン法律事務所にストーリー冒頭から「いきなりなんだこいつは」という感じで颯爽と現れるボストンの敏腕弁護士タナ―(エリック・クローズ)。
ジェシカの原告聴取、ドナの鉄壁を軽々とすり抜けハーヴィーのオフィスに侵入。
開始3分ですっかり物語に引き込まれてしました。笑
「孫子の兵法知らない?」「知らん」
タナ―の煽りに乗りジェシカから案件を引き継いだハーヴィー。
まずは相手を徹底的に知ることが必要だと言い、マイクに職歴、学歴、案件歴などすべて調べるよう指示を出した後のマイクとのやりとり。
マイク「敵に敬意を示しただけ」
ハーヴィー「敵?」
マイク「孫子の兵法 知らない?」
ハーヴィー「 知らん 俺が知りたいのは今までと今回の訴訟の違いだ」
彼を知り己を知れば百戦危うからず
など組織戦略論で有名な「孫子の兵法」ですね。
マイクはハーヴィーがこの教えに基づいて動いているものだと思い、タナ―を「敵」と表現したわけですがコミュニケーションにズレが発生。
まさかのハーヴィー、孫子知らず。笑
やり手は感覚と経験で教科書無しで結果を出すんでしょうか。うらやましい。
メモ
"It's from the Art of War. No?" "No, ~"
俺の街に二度と来るな
ストーリー終盤、ハーヴィーは人脈を活かしタナ―の決定的弱点(原告への脅迫の盗聴)を入手します。これを以てハーヴィーVSタナ―最後の和解金交渉に。
タナ―「勝つために偽証するのか」
ハーヴィー「偽証じゃない 仮にそうでもそれは君を刑務所に送るため」
「原告一人につき200万ドル払ってもらおう」
「シッポを巻いてボストンに帰れ 俺の街に二度と来るな 」
はい、今回は王者防衛戦に成功という結果に。
ちなみに供述書の偽造は「ハッタリだ」とこの後マイクに話すハーヴィーですが…
先生、それ結果論じゃね?笑
メモ
And you and that shit-eating grin are gonna fly back to Boston and never come back to my town again.
少し嬉しい
上記の流れからのハーヴィーの一言。
「自分らしくない」ことで相手のウラを突く作戦で、ハーヴィーは自腹で原告団のために100万ドルのローン担保を出したことをカミングアウト。
マイク「原告に情がわいたの?」
ハーヴィー「出てけ」
マイク「怒ってるようで実はうれしいんだろ それが感情だ」
(立ち去るマイク)
ハーヴィー「 …少し嬉しい 」
かわいいかよ
知人が軒並み破れたというタナ―を相手に辛くも勝利したことがハーヴィーは結構嬉しかったみたいです。
らしからぬテレカクシ。
メモ
Okay, maybe a little happy.
いやしかし表情といい間といい、ガブリエル・マクトの表現力も…すてき…
まとめ:ハーヴィーとマイクの関係も微妙に変化してきてる?
はい、今回はハーヴィーが何度も出し抜かれる珍しい回でした。
あと少し思ったのが、「あれ?ハーヴィーとマイク、仲良くなってない?」と。
今までは一方的にマイクがイジられるか叱られるかばかりでしたが、最近皮肉言い合ったり、今回に至っては割とちゃんとした助言もしてます。
いいパートナーになってきたねぇ。
次回は29日(日)予定です!ありがとうございました^^