海外TVドラマで仕事のミになるListeningチャレンジ 第8回。
今回は SUITS/スーツ シーズン1第11話 「罪の代償」 からお届けします。
今回のお話は
- 会計士の解雇案件からまさかの顧問企業の不正発覚
でしたね。一つのエピソードで話は展開しましたが、物語的には結構大きく動いたんじゃないでしょうか。
最後にまとめます!
目次
それは女を落とすフェロモンだ
残念ながら我らが先生、ハーヴィーのイケメンセリフではありません。
すみません、こちらのげっ歯類のセリフでありました。
ルイス「ピザのにおいは残ってないか?」
ハーヴィー「別のにおいはする」
ルイス「 それは女を落とすフェロモンだ 」
で、これを聞いたハーヴィーのこの顔。
嫌そうwww
メモ
It's called pheromones and women find it irresistible.
「学び」とか「Listening」じゃなく、単純に冒頭から笑ったのでピックアップ。笑
丁寧に仕事をしたまでです
依頼人(トーリの会社)の機密文書を解雇対象の社員スタンに見せるというミスを犯すマイク。秘密保持契約書へのサインを断られたことに対してトーリは憤ります。
トーリ「機密文書を見せるなんて」
ハーヴィー「事実確認するためです」
ジェシカ「本人に見せてはダメ」
ハーヴィー「 丁寧に仕事をしたまでです 」
責任の取り方が男前だなあと。
「マイクが提示した。だがこれは丁寧に仕事をしただけだ。」
ていう保身ありきのかばい方もできますが、(実際、自分だったらこうしてたと思います)
ハーヴィーはそんな様子は一切見せませんでしたね。
あくまでも自分の仕事として報告。ジェシカには気付かれていましたが。
上辺だけの「責任はおれがとる」じゃない姿がカッコいいです。
メモ
Then I'm guilty of being thorough.
※ココ意訳も結構強いので解釈が分かれそう。僕は仕事観的に都合がいい方に捉えました。笑
ハーヴィーに学ぶ「恩」の売り方
今回はハーヴィーの「恩の売り方」について感じたことがありました。
3つのシーン
- 顔の利く裁判長とのやりとり
- 不法侵入したマイクを脅す警備員とのやりとり
- マイクを疑うジェシカへのマイク贔屓の刷り込み
1.顔の利く裁判長とのやりとり
まず、過去に売った恩を返してもらっているパターン。
どうしても今すぐ非公開の記録が欲しいハーヴィーは知り合いの裁判長のもとへ。
「時間がないから明日でいい?」「昔君が夜中に来た時はすぐに対応しただろ?」「…(それ言われたらやらなあかん)」
関係性あるんだしお願い聞いてよ ではなく、前助けたったやん のスタンス。これは断れない。
2.不法侵入したマイクを脅す警備員とのやりとり
情報収集のために他社オフィスに忍び込んだマイクは警備員に見つかり「金よこさないと通報するぞ」と脅されます。
そこで交渉に来る上司ハーヴィー。脅されると思いきや逆に弱みを突いて恩を売る。完全に立場逆転してます。笑
弱みを握ったがそれを材料にチャラにする ではなく、当初の交渉内容の口止め料はしっかり払うことで純粋に相手に貸しが残る形に着陸しました。(口止め料はそのうちマイクから全額回収するようです)
劣勢から相手に貸しを作らせるのはかなり上級者かと思いますが…
3.マイクを疑うジェシカへのマイク贔屓の刷り込み
先の機密文書の件や今までのミスを指摘し、「あと何回 許す気?」と穏やかでないことを言うジェシカ。
結果的に今回の案件ではトーリの悪事を暴きジェシカに感謝されるハーヴィーですが、ここですかさず「マイクも頑張った」とフォロー。
ジェシカも「じゃあお咎め無しにする」と言ってくれます。
ここのハーヴィーの「ゆったで?」感、よかったです。
一つ一つ独立した成果として積み上げるだけでなく、使えるものは使う、という目ざとさを感じます。
トッププレイヤーで純粋に能力が高いタイプなのかと思いきや、組織での立ち回り方も上手いですよね、この世渡り上手さんめ。
感じたこと
なんでも気前よく仕事引き受けるだけでは勿体ないのかも、と考えさせられたお話でした。
もちろん、恩着せがましくはならないように上手に伝えないとですが。困ったときに助けてもらえるよう、日頃から貢献していきたい。
まとめ:恋愛パート、嵐の予感
冒頭の物語的に大きく動いたところですが、
- マイク、ジェシカに若干目を付けられてる?
- レイチェルVSジェニー 戦争勃発寸前
この二つかなと。
ジェシカにマイクの不正(弁護士資格無所持)バレたらやんごとなき事態ですし、ジェニーの中ではマイクがレイチェルと浮気してる説浮上してます。
いやもうしてますねこれは。
やんやんやんごとなき。
次回以降、荒れそうですね~
第12話は9/4(土)を予定してます^^ありがとうございました!