海外ドラマで仕事のミになるListeningチャレンジ第4回。
SUITS/スーツ シーズン1第7話「インサイダー取引の謎」からお届けします。
今回は、
- インサイダー取引案件で担当する証券会社「モレロ社」側に不正疑惑、調査開始!
- レイチェル、LSAT(ロースクール入学試験)不正しちゃう?
の2パート同時進行でしたね。
勧善懲悪、スカッと回!いきましょう!
美人が真実を言うとは限らない
はい、いきなり脇道に逸れてしまいました。
今回の相手、インサイダー取引容疑でつるし上げられたモレロ社員、ギャビー。
彼女の様子を見てマイクは「冤罪なのでは?」と疑問を持ちハーヴィーに持ち掛けます。
マイク「無実っぽかった」
ハーヴィー「長年の勘ってやつか?」
マイク「話してて そう思ったんだ」
ハーヴィー「美人が真実を言うとは限らない」
これはあれだ、
鼻の下伸ばしてたら痛い目みるぞ
という言葉として僕は受け取りました。押忍。
(ドラマの内容自体にはこんな余計な含みは持たせてないでしょうが。笑)
メモ
Just because a pretty girl tells you a story, doesn't mean it's true.
不審に思ってもキャリアに固執し、一生後悔するハメになった
レイチェルの友人でもあり弁護士インターン生のテレサがLSATを替え玉試験で通過したことを知り、パラリーガル(弁護士補助)である自身も手を染めようとするレイチェル。
この替え玉こそがマイクだったのですが…
努力を続けてきたレイチェルを見てきたマイクが彼女の不正を止めようとするシーンです。
(レイチェルは替え玉の正体がマイクだということを知らないので、マイクはそれを悟られないように必死です)
レイチェル「一人になりたくて外に出たのに試験の話なんて。もうほっといて。」
マイク「ごめん、僕も一人になりたくて来た。」
レイチェル「どうして?」
マイク「ギャビー・ストーン」
レイチェル「捕まった人?」
マイク「彼女は不審に思ってもキャリアに固執し、見て見ぬふりをした。それで一生後悔するハメに。」
レイチェル「…。」
ちなみにレイチェルは感謝しているものの、「替え玉受験の事がバレたらマズい」マイクが自らの保身のために不正を止めに来たと誤解をしてます。険悪な感じでto be continued となりましたが、物語的にも面白いトコですね!次回の展開に期待です。
「違和感を感じたら相談するんだよ?」会社のコンプライアンス研修で散々言われたなあ(懐)
メモ
Now she's gonna be paying for that mistake for the rest of her life.
親は知るのが仕事だ。
結局、今回のインサイダー取引はハーヴィーが担当していたモレロ社のNo2バートが不正を働いていたという事実が判明。ハーヴィーはディーン社長の前で黒幕を公表しますが、「何もしらなかった」という社長にグサリと一言。
ディーン「断っておくが私は…知らなかった。」
ハーヴィー「俺が13歳の時に弟が近所のガキにいじめられていた。その父親は知らなかったと言った。」
「何が問題か? …親は知るのが仕事だ。」
上司は責任とれよ、知らなかったじゃ済まねぇんだよ
というクライアントに対するハードなセリフを見事にマイルドに表現した今回のハーヴィー先生でした。
今の僕は親でも上司でもありませんが、こういう責任感って次第に必要になってくるんだろうなー。
メモ
It was his goddamn job to know.
※先生、goddamn は余計かもしれません(goddamn:畜生、くそっ!)。全然マイルドちゃうかった。笑
番外編:ふとした拍子の品性にしびれる!あこがれるゥ!
これセリフとかじゃないんですけど、個人的に「おぉ」と思ったシーンを紹介させて下さい。
ハーヴィーとマイクが拘置所に入れられたギャビーと面会するシーン、
待合で2人の前にギャビーが現れます。
気を伺うように立ち上がる二人。
ここです、ここ。
ハーヴィーがスーツのボタン閉めるんですよ。
で、マイクはそういう仕草をしない。
これビジネスマンの皆さんなら「当たり前やろ」と思うかもしれませんが、
二人を対比する表現として僕はめちゃめちゃ感動しました(勝手に)。
基本スーツのボタンって
- 座るとき開ける
- 立つとき閉める
じゃないですか?
でもこれって結構細かいコトですし、ましてやドラマのごく一瞬のシーンで、マイク(新人)とハーヴィー(トッププレイヤー)がこれを表現している。
これ台本に書いてあるのかな?笑
アドリブでも台本でも…そこにしびれる!あこがれるゥ!
次回は8/22(日)更新予定です^^!ありがとうございました。